TalendとSnowflakeがパートナーを組み、分析に利用できる健全なデータをデータクラウド内で大規模に提供する画期的なソリューションを開発

技術提携により、データの正確さと信頼性をSnowflake環境内から直接評価して向上

カリフォルニア州レッドウッドシティ - 2021年6月9日 - データ統合とデータ整合性のグローバルリーダーであるTalend は本日、同社がデータクラウドカンパニーであるSnowflakeと緊密に連携して、ユーザーがデータの品質をデータクラウド内で即座に検証できるようにする方法を提供すると発表しました。Snowflake Summitで発表された, Talend Trust ScoreTM for Snowflakeでは、Snowparkを活用することでデータの正確さをSnowflake環境内で直接評価して向上させることが初めて可能になり、高品質なデータが得られるとともに、企業におけるビジネス上の迅速な意思決定に役立ちます。

 

最近の調査によると、企業の役員の少なくとも半数は、データの正確さ、整合性、アクセスしやすさ、完全性の観点で高品質のデータを提供できるという自社の能力にあまり自信を持てないでいます。Talendはこの懸念に対処するために、Snowflakeと連携してSnowflake内でのデータクオリティ機能を提供します。これにより企業は、自社のデータをスピーディかつ正確に理解できるとともに、コンプライアンス基準や規制にも容易に対応できるようになります。

 

Snowflakeのシニアテクノロジーアライアンスディレクターの Tarik Dwiek 氏 は次のように述べています。「TalendとSnowflakeによって、ユーザーは健全なデータを使ってビジネス上の意思決定を行い、新たなビジネス機会の発掘や成長の促進、顧客エンゲージメントの向上による新たな収益源の創出につなげることができるようになります。」

 

Talend Trust Score for Snowflakeは、Snowflakeが提供するSnowpark開発者環境とJava UDFを活用しており、ユーザーが洗練されたデータプロファイリングアルゴリズムを直接使用して、Snowflakeのデータに対して信頼性チェックを実行できるようにします。Snowflakeのお客様は、外部のアプリケーションを使用したりサンプルセットを移動したりすることなく、単にクリックするだけでデータセット全体に対して品質チェックを実行し、パフォーマンスと正確さを向上させることができます。また、処理をSnowflake内にとどめ、データが環境の外に流出しないようにすることで、データプライバシーとデータ主権の問題にも対処します。TalendはSnowparkとJava UDFを使用して、Snowflake内で完全にネイティブに実行や計算、スケーリングを行うため、リスクや複雑さ、コストを削減するとともに、企業がコンプライアンス基準や規制に準拠できるようにします。

 

Talendのビジネスデベロップメント グローバルヘッドCのRolf Heimesは次のように述べています。「単にデータの収集や移動、準備を効率化するだけでは不十分です。信頼できるデータが必要であるということについて、当社のお客様、コンサルタント、そして一緒にお客様へソリューションを提供しているパートナーも同じ認識を持っていることが普段の私たちの会話からわかります。すなわち、データのブラックボックス化が進んでいることで、私たちは非効率や機会損失、さらには壊滅的な失敗の危険にさらされているということです。どんな組織にも、データの信頼性とユーザビリティ、そして価値に関する明確な全体像を描くことのできる方法が必要です。その最初のステップとして、Talendの開発したData Trust Score for Snowflakeは、Snowflakeのユーザーが事業を安全に保ち、あらゆる意思決定を自信を持って行えるようにするための簡単な方法を提供します。」

 

Talend Trust Score for Snowflakeに関する詳細は、こちらのブログをご覧ください。