ECサイト運営のフェリシモ、システム間でのデータ連携効率化を図るべく「Talend」を導入

~ _スクラッチ文化から脱却し、データ管理プロセスを大きく効率化 _~ _

2021年8月18日 - データ統合とデータ整合性のグローバルリーダーであるTalendとTalendの正規販売代理店である株式会社エアー(本社:大阪府吹田市 代表取締役社長 森 剛、以下エアー)は、本日、株式会社フェリシモ(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:矢崎 和彦、以下フェリシモ)がECサイトのデータ連携ならびにデータ管理効率化のためにTalend Data Fabric (Talend Data Management Platfor)を採用したことを発表しました。

 

独自の視点でECサイトを活用したダイレクトマーケティング事業を展開しているフェリシモでは、事業規模の拡大に伴い、システムやデータ量が拡大・複雑化され「密結合化」の状態となっていました。市場変化に柔軟に対応するためにも密結合から疎結合なアーキテクチャへシフトすることの重要性を感じ、徐々にシステムの分散化を進めていたところ、新アーキテクチャ間のデータ連携をフルスクラッチ開発で行い続けるのは限界だと感じるようになりました。加えて利用中のETLツールではスケールができないという課題もあったため、データ連携の効率化を図るべく新たなツールの選定を開始しました。

 

いくつかの候補の中からTalendの試用を開始しました。加えてエアーが開催するTalendトレーニングも受講した結果、Talendは社員のスキルセットで内製化もできそうだと判断し、半年後にはDWH更新プロジェクトでTalendを使ったデータ移行も行いました。そして使い続けるうち、集合開発のために管理機能の必要性を感じたため、Talend Data Fabricへの移行を決定しました。無償版試用中に開発した約100本のプログラムは移行後も活用しています。

 

■フェリシモ IT推進部 部長 山下 直也 氏は、今回の導入について次のように語っています。

 

「Talendの導入効果として最も大きいのは、何でも自前で開発しようとする<スクラッチ文化>からの脱却が進んだことでしょう。他ツールと違ってTalendには柔軟性があり、必要な時にはJavaでモジュール作成などのスクラッチ実装ができる点や、国内でエアーから情報提供やサポートを受けられる点も選定ポイントとなりました。現在はシステム移行の過渡期のため、数値的な効果は測定していませんが、データ連携のプロセスが改善していくことで開発品質の安定化や生産性の向上といった定量的バリューも確実に顕在化すると思います。」

 

引き続き、エアーとTalendは共同でフェリシモのデータ連携基盤構築のお手伝いとスピーディーで手厚いサポートに努めるとともに、市場の変化への俊敏な対応によりお客様サービスの向上を目指す国内企業に対して、データ管理プラットフォームの提供を進めてまいります。

 

■フェリシモ システム概念図

 

導入製品:Talend Data Management Platform Version 7.3.1

 

[フェリシモについて]

「しあわせ社会学の確立と実践」を企業理念とし、自社で企画したファッションアイテムや生活雑貨、サービスなどをカタログやWEBサイトを通して販売しています。「定期便」という継続的な販売スタイルを通じて、お客様との関商品のやり取りだけではなく、私たちの商品によってお客様の暮らしにしあわせな生活文化が育まれることを目的に事業を展開しています。

https://www.felissimo.co.jp/

 

[Talendについて]

データ統合とデータ整合性のリーダーである Talend は、世界の意思決定の方法を変えようとしています。 

Talend Data Fabricは、広範なデータ統合とガバナンス機能をシームレスに組み合わせ、企業内の情報の健全性を積極的に管理する唯一のプラットフォームです。この統合されたアプローチは独自のものであり、完全でクリーン、そして妥協のないデータをすべての従業員にリアルタイムで提供するために不可欠なものです。このアプローチにより、あらゆるデータセットの信頼性を瞬時に定量化する業界初のアセスメントであるTalend Trust Score™のような革新的な製品を生み出すことが可能となりました。 

 

世界中の6,500以上のお客様が、健全なデータを用いてビジネスを運営するために Talend を選択しています。Talend は、大手アナリスト企業や業界メディアから、この分野のリーダーの一社として認められています。www.talend.com/jp

 

[エアーについて]

「いつの時代も、"いま、最も必要なソフトウェア"を提供する」ことをモットーに、メールアーカイブ・監査ソリューション「WISE Audit」、メール誤送信対策クライアント製品「WISE Alert」、Microsoft 365向けメールセキュリティサービス「365 Alert」などのほか、「セキュリティ」「ビッグデータ/ IoT」「AI」の3つの分野に注力し、「Talend」「Dataiku」など海外の先進的な製品を提案・販売しています。日本語へのローカライズやお客様への製品トレーニングなど多くの経験があります。https://www.air.co.jp/

・Talendは、Talend社の登録商標です。

・WISE Alertは株式会社エアーの登録商標です。

・WISE Auditは、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスと株式会社エアーの登録商標です。

・365 Alertは、株式会社エアーの商標登録申請中です。

・Microsoft 365は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

・文中や図中に記載されているその他製品名および会社名は、一般的に各社の商標または登録商標です。

・製品の仕様は予告なく変更することがあります。