TalendがTalend Cloudの需要の増加に対応するためにアジア太平洋地域向けクラウドインフラセンターを東京に開設

日本国内における厳格なデータ保管やプライバシー要件を満たし、データ活用を促進

Redwood City, CA & Tokyo - 2018年10月8日 - クラウド統合ソリューションの世界的リーダーであるTalend(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NASDAQ: TLND)は本日、アジア太平洋地域(APAC)におけるTalend Cloudの拡大と成長をサポートするためのクラウドインフラセンターを開設することを発表しました。Talendのアジア太平洋地域におけるビジネスは年100パーセントを超える成長率で拡大しており、同地域の企業に向けてデータ保管、データプライバシーおよび性能に関する要件を満たしながら、多様なデータやアプリケーションそしてAPIをビジネスに活用するためのサポートを提供しています。Talend Cloudは、クラウドとオンプレミス環境のすべてにおいて、データを統合するための単一のプラットフォームを提供し、さらに、ITチームとビジネスチーム間のより大きなコラボレーションを可能にします。

今回開設されるAPACのクラウドインフラセンターはアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)上に構築され、Talend CloudはAWS APAC東京リージョン上で稼働し、AWS APACシンガポールリージョンがバックアップサイトとなります。

今日のデジタルトランスフォーメーションへの動きにおいて、業務効率を改善し、コストを削減するためにクラウドプラットフォームへの移行するTalendユーザーが増えています。 Talend Cloudにより、大量のデータ、リアルタイムの高度な分析、データレイク、データウェアハウス、セルフサービスアプリケーションの導入が可能になります。新しい規制やデータプライバシーに関する法律の強化により、データが実際に処理される国におけるデータ統合ソリューションを実装することが必要となっています。

今回のAPACクラウドインフラセンターの開設により、Talend Cloudのユーザーには以下のようなメリットがあります。

  • より良いローカルパフォーマンス:APAC地域でTalend Cloudサービスを使用しているお客様にとって、この新しいTalendのクラウドインフラセンターは、高いスループットと低いレイテンシーを提供し、高速なパフォーマンスを得ることができます。
  • ローカルエリアに設置されていることによるデータセキュリティの向上:日本国内にデータを維持することで、データセキュリティ違反のリスクが軽減され、セキュリティ対策に関する企業の負担が軽減されます。
  • コンプライアンスとオペレーショナルリスクの削減:この新しいクラウドインフラセンターは、日本国内に独立したTalend Cloudのインスタンスを提供します。これにより、ユーザーは、データ保管、データセキュリティ、および運用上のベストプラクティスについて、高い基準を維持することができます。 業界および政府の規制変更に柔軟に対応することができます。

TalendのSVP Products、Ciaran Dynesは、次のように述べています。

「今回のアジア太平洋地域への拡張は、お客様が世界中のどこでビジネスを運用されていても、それをサポートするという当社の取り組みを強化するものです。AWS上でのデータレイク、データ分析そして機械学習のニーズの高まりに対し、Talend CloudをAWS上に構築することで、世界中のニーズにすばやく対応します」。

Talend Cloudは、データの可用性、品質、価値を高めることによって、より多くのデータをビジネスに活用できるようにする非常に安全で拡張性の高いiPaaS(Integration Platform-as-a-Service)です。 Talendのネイティブでポータブルなユニファイドデータプラットフォームは、企業がデータを解放するために必要なパフォーマンス、ガバナンス、およびコラボレーション機能を提供します。これにより、誰もがデータを信頼してビジネスに活用することができ、データの価値が高まります。

Talend Cloudについての詳細は、Talendのウェブサイトにてご確認ください。また、Talend Cloudの30日間無償試用版も是非お試しください。