Maik Böttcher,
IT Managerr
精密製造機器のリーダー
1994年に創⽴のPokolm Frastechnick社は、鋳型製造、⾦型⼯場、機械製造および⼯具製造のための、精密製造機器(フライス本体、チップとスピンドル、超硬質⼯具)のリーダー企業です。Pokolmのクライアントは、⾃動⾞産業、航空および宇宙産業および機械製造業の分野で、ヨーロッパ、⽶国、ロシア、オーストラリア、中国、その他に広がっています。
50万種類の組み合わせ
精密製造機器の分野は、形、サイズ、精度、材料、カーバイド等級、コーティングの種類、マウントのタイプ等、⾮常に多くの要素の組み合わせからなる⾮常に複雑な領域です。納期を短縮し、各々の注⽂に正確に応えるために、すべての受注、製造と在庫のデータを円滑に処理することは、Pokolmにとって絶対の課題でした。この問題は、オンライン・ストアの開設でさらに重⼤になりました。
「我々の顧客と卸売業者は、素早い納品を期待しています。たった⼀つのフライス・チップでも、それを待つ間、製造⼯場全体を停⽌することになりかねないのです」と、PokolmのITマネージャーであるMaik Böttcher⽒は解説します。「しかし、我々の提供するツールには500,000以上の異なる組合せが存在し、すべての部品を網羅的に在庫しておくことは不可能です。そこで、製造および出荷プロセスをスピードアップするためには、受注データの処理と在庫管理を合理化する必要がありました」
製造プロセスを⾃動化するために処理すべきデータはさまざまなソースから⼊ってきます。オンライン・ストア、Pokolmの営業担当者や販売代理店のネットワークからオフラインで出される注⽂伝票、Sage KHK⽣産管理システム、Crossbaseカタログ・システム、MS SQL ServerとOracleデータベース、さらに社内で作られたいくつものカスタムアプリケーションです。
オープン・ソース・データ統合
「膨⼤なデータ・ソースとフォーマットの複雑さ、迅速なデータ処理の必要性は、データ処理を可能な限り⾃動化する⽅向へ我々を駆り⽴てました」と、Maik Böttcher⽒は述べています。「伝統的なデータ統合ソリューションの価格は我々のような会社にとってはあまりに⾼かったので、我々はオープン・ソース・ソリューションを検討することにしました。我々はTalend Open StudioとPentaho Data Integrator(旧称Kettle)でテストを実⾏した結果、Talend Open Studioが、はるかに幅広い能⼒を持ち、ずっと使いやすいことが分かりました」
かつてデータ統合ソリューションを使わずに、ほとんどの開発を⼿作業で⾏っていた時代には、コードをシステムの他の部分で共有して、再利⽤できる可能性は、ごく僅かでした。「Talend Open Studioによって、我々はデータ統合プロセスの開発を集約し、合理化することができました」と、Maik Böttcher⽒は説明しています。「このツールは、情報ソースとターゲット、統合ジョブをビジュアル化して⾒せてくれるので、データの流れや適⽤されるビジネス・ルールを⾮常に容易に理解することができます。我々の開発チームの⽣産性は少なくとも10倍向上しました、そして、結果として出来上がったプロセスは、以前我々が⼿作業で開発したものよりはるかに豊かな機能性を持っています。」
Pokolmの開発者は、すぐにTalendコミュニティの⼀員に加わりました。「Talendユーザーの間の共同の精神は素晴らしいものです、talendforge.org上のフォーラムはこの共同作業の偉⼤な実例です」とMaik Böttcher⽒。「このフォーラムには豊富な情報がすでに載っているだけでなく、多くのコミュニティ・メンバーが初⼼者に対して活発に回答を提供しており、かつての初⼼者が今度はすぐに回答者側にまわっています。我々はWikiとBugTrackerも使っています、そして、Talendにより提供されるドキュメンテーションは優れた品質を持っています」
データ品質の急激な向上
Pokolmは、ビジネス・アプリケーションと製造システムの間のデータフローを、記録的な短時間で⾃動化することができました。その効果は、関係するすべての部⾨にとって既に明らかです。「注⽂データがリアルタイムで処理されるだけでなく、製造計画の管理がずっと容易になりました。またそれ以上に、データ品質が劇的に向上しました。機械のオペレータが情報を探しまわるために時間を費やして、そのために⼤幅な遅れを⽣じたり⽣産効率を損なうようなことは、もはやありません」と、Maik Böttcher⽒は明らかにしています。「我々はまた、注⽂と違っていたために返品される製品の数を、実質的にゼロま減らすことができました」
3ヶ⽉未満で、Pokolmの開発チームは、67の新しいデータ統合プロセスを開発・配備しました。会社の経営者は毎朝、Talendによって⽣成された、製造指⽰の状況を⽰すレポートを受け取っています。そして、Pokolmはこのツールの他の活⽤⽅法を既に⾒つけています。メーリングリスト管理、ダイレクト・マーケティング、展⽰会の引き合い処理等です。
「Talendのソリューションを使い始めてから、我々は具体的なビジネス上の利益を⽬の当たりにしました。データ品質の急激な向上による、より⾼い⽣産性とより⾼い顧客満⾜です。さらには技術的な利益もあります。開発チームの⽣産性とチームワークの促進です。Talend Open Studioは、Pokolmが必要とするデータ統合すべてのためのスタンダードになりました」と、Maik Böttcher⽒は結論付けています。