情報システム室
主事
野澤 忍 様
小型直流モーターで世界
シェアの半分以上を独占
マブチモーター株式会社様は、小型直流モーター市場では
世界市場の半分以上を占める大手電気部品メーカーです。
ミラーやドアロック等の自動車向け電装機器、音響・映像機器
のCD/DVD用モーター、
プリンターやディジタルカメラといった光学・精密機器等、その製品は現在のハイテク産業に不可欠なものとなっています。また、生産の100%をアジアの海外拠点で実施しているグローバルカンパニーです。
業務上の課題
マブチモーター様では、十数年前に構築した基幹系システム(AS/400)を自社で保守・機能追加を行なってきましたが、システムの内部構造が複雑化し、新規機能の追加にスキルが必要な状況になっていました。また、基幹系システムではサポートし切れない業務要件の増加に伴い、各部門独自のシステムが増加する傾向にあり、これらは情報システム部門で適宜引き取りをしているものの、内部のブラックボックス化と
データの散在化が始まっていました。さらに、基幹系システムの一部の機能の置き換え手段として、
パッケージソフトウェアの導入も始まり、基幹系システムとのインタフェース要件が増加しました。
Talend Open Studio との出会い
マブチモーター株式会社 情報システム室 野澤様 は、「Talend Open Studioを探し当てたのは、
部品表パッケージソフトの導入が始まってからでした。基幹系に組み込まれていた部品表機能は限界に
達しており、部品表のDB部分のみを切り出してパッケージに前処理させようとしていたのですが、
基幹系システムとのデータ連携を行なうETLが必要だったのです。」さらに、「いくつかのETL製品を検討しましたが、限りある予算の中で、オープンソースソフトウェアである Talend Open Studio をダウンロードして試して見る事にしました。驚いたことに、基幹系システムとパッケージソフトがその日の内に接続できてしまったのです。これは大きなインパクトでした。」と述べています。
実際にマブチモーター様がTalend Open Studio をダウンロードされたのは2007年で、同製品の初版が
正式リリースされてから1年たらずのことでした。当時はオープンソースソフトウェアを基幹業務に適用しようという国内の企業様はまだ少なく、「自分たちでサポートできるか、障害発生時はどうするか、また、もしソフトウェアの開発が終了してしまったらどうするか、非常に不安でした。」と野澤様は回想されています。
しかし、「Talendは、他のETLのエンジン処理とは異なりJavaの実行ソースコードを生成する方式なので、
何かあっても対応可能と割り切りました。」と、Talend 採用の理由を指摘されています。
広がる適用範囲
現在では、部品表システムから基幹系システムへの品目9.5万件・構成180万件の日次データ転送、
生産管理システムから基幹系システムへの月30万件のトランザクション転送、さらに生産管理システムのデータ検索・表示機能など、現在は30本以上のジョブが Talend Open Studio で稼働しています。
「生産管理システムには約125万件のトランザクションデータが格納されていますが、3千件程度のデータを
条件検索・抽出するのに、約20秒で完了しています。 以前は、この処理に5分以上を要していました。
また、期せずして十数万件ものデータを排出してしまい、例えば Excel に落とすということもできません
でした。 Talend Open Studio で重複排除を同時に行なうことでこの問題も解決されました。」
と野澤様は評価されています。
Talend Open Studio の特長
さらに野澤様は、Talend Open Studio の特長として以下のような点を指摘されています。
マブチモーター様では、Talendソリューションのさらなる適用拡充とサポートチームの開発・保守作業効率
向上のため、現在はTalend Integration Suite (Talend Open Studio のサブスクリプション版) を用いた
開発評価をされています。
*本書は、マブチモーター株式会社様から提供された情報を元に、Talend株式会社が説明文書として作成したものであり、内容に対する責任はTalend株式会社にございます。また、本書に対するお問い合わせは、Talend株式会社にお願いいたします。