Pierre-Eric Menuet,
EAI Project Leader
世界最初のバイオ分析提供企業
1987年にナントで設⽴されたEurofinsはフランスとドイツの企業であり、世界で最初のバイオ分析の提供者として登場しました。医薬と⾷品業界だけでなく、環境のための分析サービスも提供しています。
グループには7,000⼈以上の従業員が所属し、2007年には4億6000万ユーロの収益を⽣み出しました。⽣物学的物質と多数の製品のトレーサビリティ、信頼性、系統、安全性、同⼀性、純度を検査するために29ヶ国の100以上の研究所のネットワークとおよそ25,000の分析法のポートフォリオを所有しています。グループは、この市場のすべての顧客に最⾼レベルの品質と安全性を提供するために、永続的な投資を⾏っています。
マルチ領域における成⻑
1987年に4⼈の⼈間によって創⽴されて以来、Eurofinsは特定の専⾨知識を持った研究所の買収と合併によって成⻑してきました。さまざまなタイプの分析に特化した研究所の間でデータを共有し、コラボレーションを実現することが、グループにとっての課題です。「我々は、地域性のアドバンテージを活⽤することにしました。各研究所がその地域の顧客に対する窓⼝となり、グループの他の研究所が提供する全サービスをオファーすることが期待されました」と説明するのは、EurofinsのEAIプロジェクト・リーダーであるPierre-Eric Menuet⽒です。
この戦略は、もちろん、情報システムの管理に重⼤な影響があります。「2005年までは、プロセスを合理化するために、Eurofinsに新しく加わったすべての研究所に同⼀の情報システムを導⼊していました。しかし、この⽅法は顧客だけでなく従業員にとっても問題が多いと判明しました。そこで経営陣は、若⼲のコンポーネントだけを置き換え、本部の情報システムと他のアプリケーションを統合するためのインターフェースを開発することで、業務システムの多様性を許容することに決定しました」と、Eurofinsのシステム・インテグレーション・コーディネータであるEric Bello⽒は説明しています。
さまざまな統合ニーズ
戦略のこの変化は、多数の統合ニーズを⽣み出しました。実際に、Eurofinsは多⽂化、多領域、多フォーマットの問題に直⾯しなければなりませんでした。たとえば、同社はリアルタイム処理(稼働中の情報システム間のコラボレーション)とバッチ処理(オンライン・ポータルのロードや顧客による分析結果の視覚化)の統合ニーズを考慮しなければなりませんでした。
それらのさまざまな統合ニーズを満たすために、Eurofinsはまず最初にプロプライアタリな解決に向かうことに決めました。「市場にある製品を分析した後に、我々は残念なことに、Sunopsisを選択しました。その直後に、このテクノロジーはOracleによって買収されたのです」と、Pierre-Eric Menuet⽒は述べています。「我々は、2つの理由でこのソリューションを放棄しました。まず、ターゲットCPU毎に課⾦されるOracleの新しい価格設定モデルは、我々の成⻑モデルに適していませんでした。第2に、そのOracle Data Integratorは我々の“リアルタイム”インテグレーション要求を満たしておらず、追加開発が必要でした。それでは我々の標準化の希望に合致せず、保守をさらに複雑なものにしてしまいます」
「同時に、たとえすべての統合プロジェクトが異なるとしても、情報システム間のデータフローを明確に把握して、これらの流れをよりよくコントロールし、均質化できる⽅法を我々は求めていました」と、Eric Bello⽒は付け加えます。「我々のゴールはすべての研究所(それらには彼ら⾃⾝のIT部⾨があります)の⾃治を維持しつつ、⼀貫した世界的なサービス(ネットワーク、ディレクトリ、その他)を提供することです」
Talend Open Studioに始まり、Talend Integration Suiteで統合プロセスを全社化
Eurofinsに加わる以前にサービス提供企業で働いていたことから、Pierre-Eric Menuet⽒はTalend Open Studioソリューションを知っていました。「我々は限られたデータセットでいくつかのテストを実⾏しました、それから、我々はパイロット・プロジェクトでツールを使⽤しました」と、Pierre-Eric Menuet⽒。「さまざまな検討の結果、我々は結論に達しました。例えば、Talendソリューションは、使いやすく、習得が容易でした。さらに、オープン・ソースであり、コードが開⽰されているという事実は、ツールの管理を助けます。ツールの進化に追随し参加することができ、我々の意⾒や成果物を反映させることさえ出来ます。ツールのロードマップの可視性は、ソフトウェア・ベンダーとの透過的な関係に寄与します。また、2⽇間のトレーニングは、我々が完全に熟達するのに役⽴ちました。」
今⽇、2つの研究所がTalendソリューションによって統合され、7つまたは8つのプロジェクトが次年度に計画されています。
それに続くステップで、Eurofinsはさらに⾼速ギアに⼊れ、Talend Integration Suiteの導⼊を決定しました。「多くの開発者がしばしば同じプロジェクトに⼀体となって取り組むので、我々はコラボレーション・レイヤーを必要としました」と、Eric Bello⽒は述べています。「集約したリポジトリを開発しシェアすることで、データフローの⽬録を作り、変更管理と影響分析に利⽤できます。全社規模の開発観点から、Talend Integration Suiteはさらなるサービスをもたらします。このソリューションはEurofinsグループ全体のオフィシャルな統合ツールになっており、グループ・レベルでの情報提供だけでなく、データフローの⾃動化とデータ統合に関する多くの⽇常的なニーズにも応えることができます」
開発速度と広範囲のコネクタ、および実⾏速度
Talend Integration Suiteの⼀般化は現在進⾏中ですが、Eurofinsのインテグレーション・チームにとって、いくつもの利点が既に明らかです。
このユーザ・フレンドリなツールの恩恵を得ています。それは明確に我々の開発速度を上げ、以前よりもはるかに速いペースで作業が進んでいます」とコメントするのはPierre-Eric Menuet⽒です。「第2に、Talendのサポートは⾮常に反応が速く、コミュニティはたいへん活発であり、製品の進化が順調なので、我々が必要とする新しいコンポーネントをすぐに⼊⼿することができます」
「⼀⽅で、広範なレンジでコネクタが⽤意されているので、時間を節約できます。我々にはデータベースに関する専⾨知識があったので、MS SQL Serverのコネクタを改良しました。我々はこの改良コネクタをコミュニティでシェアしています。それは製品にも含まれています。繰り返しになりますが、Talendのオープン・ソース・アプローチが無ければ、このように迅速な作業は不可能だったでしょう」と、Eric Bello⽒は結論付けています。「最後に、コンポーネント・ライブラリとTalend Integration Suiteの共有リポジトリのおかげで、我々は他のプロジェクトで定義されたルールを再利⽤できるようになり、⽣産性が向上しました。Talendは、過去の経験をそれぞれのプロジェクトに⽣かして効果を得るという、我々のインテグレーション・ゴールに対する回答を与えてくれました」
Eurofinsは、リアルタイム環境におけるTalend Integration Suiteの実⾏速度がSunopsisよりも⾼いパフォーマンスを発揮していることも強調しています。これらすべての理由により、Talendは、グループ全体におけるローカルな使⽤だけでなく、全社規模のプロジェクト(オペレーショナル・システム、CRMやERP)でも⼀般化されようとしています。